About Project

2020年、慶應義塾大学理工学部では最新技術の実生活へ応用を目的として、障がい者と技術の融合をめざす国際的な競技大会であるサイバスロン(CYBATHLON)に参加します。

サイバスロンは、ロボット工学等の最先端技術を障がい者が利用する機器に応用し、障がい者と技術の融合を競技形式で競い合う国際大会です。サイバスロンの競技は全6種ありますが、慶應義塾大学理工学部では、電動車いすレース(Powered Wheelchair Race) に挑戦します。

Progress Report

  • 2018/07/23

    サイバスロン車椅子プロジェクトのWEBページを開設いたしました。

 

What is the CYBATHLON?

サイバスロンは、ロボット工学や生物機械工学によって障がい者の能力を拡張し、社会的ハンディキャップをなくす世界を構築するための一助として、チューリッヒ工科大学・スイス国立コンピテンスセンターロボティクス研究所(CCR Robotics)のロバート・リーナー教授が創設された4年に1回開かれる国際的な競技大会です。下記リンクは公式WEBページです。

– CYBATHLON – moving people and technology | ETH Zürich

選手登録した障がい者たちは、脳コンピュータインタフェースやロボット工学等先端技術を応用した義手や義足、車椅子などを用いて、下記6種類の競技に挑みます。

サイバスロンは、最先端技術を応用した装置を用いた障がい者の世界的な競技大会であり、技術と“人”の融合を目的として開催されています。

この大会に参加することは、例えて言うならばF1レースに参加するようなもので、競技を通じて最先端の技術を競い合うことで、障がい者が実生活で快適に過ごすことのできる世界の実現を加速化することを目的として参加します。

慶應義塾大学理工学部が参加する電動車いすレース(Powered Wheelchair Race)は、日常生活において車いすの移動に困難を伴う場面を想定した6つのコース(テーブルにつく,スラローム,上り坂+ドア+下り坂,凸凹道,傾いた道,階段昇降)を走行し、その点数を競うレースです。

CYBATHLON 2020 Race Task Description

実生活において、車いすに頼る生活には多くのバリアがあります。例えば、日吉駅から理工学部矢上キャンパスや、田町駅から三田キャンパスに向かうまでの行程を考えると、幅の狭い路地や傾斜のきつい坂道、段差・階段に加えて、道に広がるゴミ集積所や放置自転車といった予期しない障害があり、いわゆるバリアフリー化で通常の車いす移動に対応することが非常に難しい状況となっています。

我々は最新技術を応用してバリアフリーに頼らない世界の実現を目指し、その第一段として電動車いすを開発します。

電動車いすは、慶應義塾大学理工学部が誇る世界最高水準の加工機器を備えたマニュファクチュアリングセンター(慶應義塾大学理工学部矢上キャンパス34棟1F)にて開発を行います。

Project Team

富田 豊
慶應義塾大学名誉教授
Project Manager

脳卒中患者が使用する新たな治療装置の製作・脳卒中患者の痙縮測定装置の製作・治療的電気刺激の作用メカニズムの解明・スポーツリハビリにおける心電計の製作・臨床現場用筋電計の開発・脳波の解析

石上 玄也
機械工学科准教授
Team Leader

オフロードでの移動ロボットの走行力学解析自律移動・航法誘導制御に関する研究・動力学シミュレーションによるロボットや探査機の挙動解析・ロボット 機構設計の研究開発等

Project Schedule

サイバスロン日本大会と世界大会には、様々なメディアが注目することが予想されます。人の 運動能力が問われるオリンピック・パラリンピックに対し、サイバスロンでは、人のための技術、 すなわち理工学のちからが問われ、実際の障がい者との協調が求められます。

この活動を通じて、日本の大学から社会的に意義深いイノベーションを創出し、世界に通じる 有為な理工学部生を育てていきたいと願っています。ご協力のほどをどうかよろしくお願いい たします。

用途

目標金額

研究・開発費ほか

3000万円

大会参加費、遠征費用ほか

1000万円

〒223-8522
神奈川県横浜市港北区日吉3-14-1
慶應義塾大学理工学部
総務課 広報担当
TEL: 045-566-1454 
FAX: 045-563-3421
E-mail: yg-koho@adst.keio.ac.jp

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